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2016/12/05

免許返納する知人の心境を思うと

知人が、80歳を超えて、運転に自信がなくなったから、車を処分して免許を返すという。

同乗したことが何度かあるが、
ここ数年は、運転しながら喋ってばかりだし、信号や歩行者よりも、道沿いの建物などに気が行って、
危なっかしいことこの上なかった。

同乗者がいなければ、興奮することもないから、大丈夫なのかもしれないけれど、気になる何かを見たら、そっちへ注意が行くことは間違いなさそうである。


運転免許を失うというのは、プライドの一つが否定されたような気になるかもしれないが、

ここは一番、そこは目をつぶって、エイッ!と飛び越えてほしい。

最後に、車で遠出してみようかと思ったりもする、と言っているが、
やめてほしい。

こちらは、雪があるようなないような道である。
今日明日は暖かいから、雪も消えて、アスファルトが乾いた状態になるかもしれないが、それは幹線道路だけ。
わき道は、雪が残っている場所もある。


私の家にも、車で来られるうちに一度来たいと言っていたが、今日、来るらしい。
ついでに、ちょっと遠くまで一緒に行ってほしいと頼まれたら、どうしよう、と心配している。

断るのも薄情なような気がするけど、最初にも書いたように、同乗者がいると、興奮して信号も見落としそうになるから、怖い。
やっぱり、断ろう。
いや、それ以前に、遠出をやめさせよう。
このところ、連日、高齢者の事故が続いている。
人間のすることって、全く関係ない、遠くに離れている人たちが、連鎖的に同じことをすることがある。

人間って、厄介な生き物である。





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