陰で、綽名で呼び捨てに
90歳と70歳の母娘が、私を陰で、綽名で呼び捨てにしている。
ずっと以前から、気がついていたけど、相手が年上だから文句を言うきっかけがなくていた。
綽名と言っても、以前私が飼っていた犬の名前で呼び捨て。
面と向かっては、最初は、アンタとかも言った時期があったけど、
この頃はさすがにそれは言わなくなって、オタクサンとか言うようになった。
他人に対して、そういう言い方をする社会の人たちで、それが失礼だとは思わない人たちでもある。
というよりも、他人を、苗字で呼ぶとか、名前で呼ぶとかをしない人たちらしい。
何故、そういう人たちとの付き合いができたかというと、犬の散歩で、これが大失敗の元でしたわ。
他人を、陰では、綽名で呼ぶとか、アンタなどというのは、相手に対しての敬意の念がないからでもある。
私は、彼女たちを、母親の方を苗字にさんをつけ、娘の方を名前にさんとつけて読んでいる。
そうされたら、普通は、自分もそうしなきゃならないって思うものなんだけど、照れくさくてできないのか、思いあがっているのか、しないのだ。
それが今日、それを指摘できるチャンスが来た。
自分たちが、私のことを綽名で呼んでいることの正当性みたいなことを滔々と言い出したので、
私も笑いながら、陰でなにこそ言っているものやら、私をバカにしているから綽名で呼べるんだし、随分失礼なことなんだけど、世の中にはいろんな人がいると思うことにしている、と言ってやった。
相手は、慌てて言い訳をしようとしたけど、私が畳みかけて、他人を普通に尊重する気持ちがあれば、陰でそういう言い方はしないものだ、と言ったら、さすがに黙った。
私を綽名で呼ぶのは、私の全く知らないところでは仕方ないけど、私の耳に入ったら、今度は縁を切る。
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